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馬場辰猪 日記と遺稿
馬場 辰猪
著
杉山 伸也,
川崎 勝
編
発行年月 |
2015年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
5p,93p,177p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/概論・参考図書 |
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ISBN |
9784766422580 |
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商品コード |
1018826105 |
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NDC分類 |
289.1 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2015年12月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1018826105 |
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著者紹介
馬場 辰猪(著者):1850〜88年。土佐国生まれ。
内容
馬場辰猪(1850-88)は、明治自由党のイデオローグとして政府を痛烈に批判した政治活動家である。自由民権運動の中心で活躍し、爆弾購入の嫌疑を掛けられ入獄。釈放後渡米し、明治政府批判を続けるものの、貧窮のなかフィラデルフィアで客死した。福澤諭吉が自らの門下生のなかで最も高く評価したのが、馬場である。 本書は、『馬場辰猪全集』(全4巻、岩波書店、1988~89年)刊行後に発見された史料と、最新の評伝とで構成される。民権運動最盛期の混乱する自由党の内幕が明らかになる「日記」や、先駆的な「史論」、そして晩年の遺稿類に綿密な校訂を施し、それぞれに長文の解題を付す。これらの成果をもとに、新たに書き下ろされた「評伝」(杉山伸也)によって、馬場の思想的営為と行動を近代日本史に改めて位置づける。