「満洲国」の日本人移民政策(汲古叢書 154)
小都 晶子 著
内容
目次
序 章 第1部 中央の政策決定と実施 第1章 移民機関の設置にみる満洲国の政策関与 Ⅰ 政策実施への関与 Ⅱ 政策決定への関与 Ⅲ 移民行政における「内面指導」 第2章 移民政策の制度化と戦時体制への移行 Ⅰ 機構の拡充 Ⅱ 政策実施の制度化 Ⅲ 戦時下の移民政策 第3章 移民用地の取得・開発・配分 Ⅰ 用地取得の変遷 Ⅱ 満洲国の「未利用地開発」 Ⅲ 用地配分の制度化 第4章 満洲国立開拓研究所の調査と研究 Ⅰ 設立の経緯 Ⅱ 組織と活動 Ⅲ 調査の現場から 第2部 地域における政策展開 第5章 日本人移民の入植と地域の抵抗――三江省樺川県の事例から Ⅰ 県の概況 Ⅱ 関東軍の介入と地域の反応 Ⅲ 初期移民政策の転換 Ⅳ 移民政策の展開 第6章 「未利用地開発」の実施――錦州省盤山県の事例から Ⅰ 県の概況 Ⅱ 朝鮮人移民の入植――営口安全農村の成功 Ⅲ 盤山県の土地改良事業と日本人開拓団の入植 第7章 戦時下の「開拓増産」と「農地開発」 ――吉林省徳恵県の事例から Ⅰ 県の概況 Ⅱ 第二松花江開発の背景 Ⅲ 第二松花江開発と広島総合開拓団 終 章 参考文献一覧 あとがき
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