節用集と近世出版(研究叢書 484)
佐藤 貴裕 著
内容
目次
第一部 近世節用集の展開 一 近世節用集史の大要 二 展開システムとしての「典型」と「逸脱」 第二部 版権問題各論 一 『合類節用集』『和漢音釈書言字考節用集』における版権問題 二 近世節用集の類版 ――その形態と紛議結果―― 三 早引節用集の危機 ――明和元年紛議顚末―― 付説 「出勤帳」の欠落について 第三部 『錦嚢万家節用宝』考 一 合冊という形式的特徴を中心に 二 不整合の解釈 三 合冊の背景 第四部 版権問題通覧 一 元禄・元文間 二 宝暦・明和間 三 安永・寛政間 四 享和・文化間 五 文政・天保間 六 嘉永・明治初年間 付 録 近世節用集刊行年表稿 参考文献 本文要語索引
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