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戦争と児童文学
繁内理恵
著
発行年月 |
2021年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
8p,265p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/児童文学 |
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ISBN |
9784622090663 |
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商品コード |
1033948523 |
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NDC分類 |
909.3 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2022年01月3週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2022/01/29 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033948523 |
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著者紹介
繁内理恵(著者):(しげうち・りえ)
大阪府生まれ。1999年から公立図書館非常勤職員。2005年より「児童文学書評ブログ おいしい本箱book cafe」にて、児童書を中心に1600本を超える書評を発表。2007年より、図書館、保健、教育、行政機関、市民ボランティアなどが連携し、「赤ちゃんと絵本がある時間をともにする、分け合う」ブックスタート事業を担当。2014年より、同人誌『季節風』に児童文学評論を発表。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」会員。日本児童文学者協会会員。
内容
フィクションだからこそ、伝えられる真実がある。公立図書館に勤務しながら児童文学書評ブログで1600本を超える評を書いてきた著者が10の物語から掬いとった真実が、大人である私たちの目を開かせる。
ヒロシマの記憶、内戦と子ども、民族と戦争。顔の見えない戦争、普通の家庭にやってきた戦争、基地のある日常。戦争責任と子ども。そして、あの日の記憶を受け継ぐこと。
朽木祥、岩瀬成子、三木卓、ロバート・ウェストール、シンシア・カドハタ、エリザベス・レアード、デイヴィッド・アーモンド、グードルン・パウゼヴァング、エルス・ペルフロム……戦争を知らない世代の作家も、日系人作家もいる。遠く離れた国で起きた戦争を描いた物語があり、数十年の時間をかけてようやく「あの日」を言葉にできた作品がある。しかし、どの作品にも共通するのは、次の世代へ、国境を越え世界に向かって小さな記憶を運んでゆく大きな力――10の評論。