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平川祐弘決定版著作集<第12巻> 小泉八雲と神々の世界 ラフカディオ・ハーン
平川 祐弘
著
発行年月 |
2018年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
752p,21p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/書誌・出版 |
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ISBN |
9784585294122 |
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商品コード |
1028396433 |
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NDC分類 |
081.6 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年11月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028396433 |
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著者紹介
平川 祐弘(著者):1931年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。同大学名誉教授。比較文化史家。「西洋人の神道観」で蓮如賞、「アーサー・ウェイリー」で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。
内容
植民地化とはキリスト教化で、それが文明開化だと西洋人は思い込んだ。その見方に疑義を呈したハーンは米英で黙殺された。戦後の東大英文科の秀才も、米英本国でのハーン低評価を当然視し、彼の文章の何が貴重なのかわからずにいた。灯台もと暗しとはこの事か。フランス領西インド諸島ではキリスト教化されたはずだったが黒人奴隷の子孫は、幽霊や怪談を信じている。クレオールの言葉を習い、それに気づいたハーンは、日本でも仏教以前や文明開化以前の大和島根に固有の神々は生きているはずだと予想して来日し、出雲でも怪談に耳をすまし日本人の霊の世界に入りこもうとした。そのハーンが描く明治日本ははたして真実か。それとも美化された幻影か。問題は、それをイリュージョンとして斥けたい、強い衝動に駆られる知識層が、日本には今もいるということではあるまいか。和辻哲郎文化賞受賞。