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金子兜太戦後俳句日記<第1巻> 1957(昭和32)年〜1976(昭和51)年

金子 兜太  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \9,900(税込)         

発行年月 2019年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 450p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784560096826
商品コード 1029387193
NDC分類 915.6
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2019年03月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029387193

著者紹介

金子 兜太(著者):1919〜2018年。埼玉県生まれ。「少年」で現代俳句協会賞受賞。日本芸術院賞、朝日賞など受賞多数。1988年紫綬褒章受章。2008年文化功労者。

内容

戦後俳句の超一級資料

 俳壇の至宝ともいえる金子兜太は、1957年(昭和32年)1月1日から亡くなる前年の2017年(平成29年)7月3日まで、ほぼ毎日日記をつけていた。年齢でいえば37歳元日から97歳盛夏まで、61年7か月の長きにわたる。
 98年の生涯を閉じて1年、ついにその日記が公開されることになった。俳句関連中心に全三巻。第一巻では、前衛俳句の旗手として台頭してきた金子兜太が、第一句集「少年」で現代俳句協会賞受賞後、「海程」の創刊に携わり、俳句造型論を展開、自身の創作方法を理論化した壮年期、37歳から56歳までの20年間が収録される。日本銀行行員としては、神戸支店、長崎支店、東京本店と定年まで勤め上げた時代である。
 そこには、伝統にとらわれない新しい句作への志や苦悩、知的野性と繊細な感性が交差する瞬間が赤裸々に描かれている。代表句が浮かんだ背景や、ついに発表に至らなかった「トラック島日記(環礁戦記)」の構想にも言及されており、全巻解説を担当する長谷川櫂氏も「まぎれもなく戦後俳句の超一級の資料である」と太鼓判を押している。

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