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死体展覧会(エクス・リブリス)

ハサン・ブラーシム  著

藤井 光  翻訳
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価格 \2,530(税込)         

発行年月 2017年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 198p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/中国文学
ISBN 9784560090534
商品コード 1025423664
NDC分類 929.763
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2017年12月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025423664

著者紹介

ハサン・ブラーシム(著者):1973年バグダッド生まれ。作家・詩人・映像作家・劇作家。PEN翻訳文学賞、英国インディペンデント紙外国文学賞受賞。

内容

現代アラブ文学の新鋭が放つ鮮烈な短篇集 アラビア語版がヨルダンで直ちに発禁処分を受け、ペンギン社から刊行された英訳版がPEN翻訳文学賞を受賞した、イラク出身の鬼才による14の短篇集。 「死体展覧会」:人を殺し、その死体をいかに芸術的に展示するかを追求する謎の集団。その幹部である「彼」は、新入りエージェントの「私」に心得を説く。「我々は狂信的なイスラーム集団ではないし、非道な政府の手先でもない」。そして「彼」は、〝陳腐な人道的感情〟に感染したあるエージェントの末路を語りだす……。 「アラビアン・ナイフ」:僕たちは「ナイフの術」で結びついた仲間だ。4人は目の前のナイフを忽然と消すことができ、ただひとり僕の妻だけが消えたナイフを取り戻すことができる。ナイフはこの国を覆う残虐さの象徴なのか? 謎はいっこうに解けぬまま月日は流れ、ある日、消息不明になっていた仲間の最期を知る男が訪ねてくる……。 独特の奇想が悪夢のように展開し、どれも忘れがたい幕切れを迎える。イラク戦争をめぐる文学において、米国の作家とはまったく異質な感性が登場したと高く評価され、20以上の言語に翻訳されている。作家は1973年バグダッド生まれ、現在はフィンランド在住。

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