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ブラインド・マッサージ(エクス・リブリス)

畢 飛宇  著

飯塚 容  翻訳
 絶版
       
価格 \3,740(税込)         

発行年月 2016年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 361p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/中国文学
ISBN 9784560090466
商品コード 1021610538
NDC分類 923.7
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2016年10月1週
書評掲載誌 日本経済新聞 2016/10/09、読売新聞 2016/12/18
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1021610538

著者紹介

畢 飛宇(著者):1964年生まれ。揚州師範学院中文系卒業。「玉米」でマン・ブッカー・アジア文学賞、「ブラインド・マッサージ」で茅盾文学賞を受賞。江蘇省作家協会副主席、南京大学教授。

内容

茅盾文学賞受賞作品 「金ができたら、故郷に帰って店を開こう」――盲人はみな同じ理想を抱いている。南京の「沙宗琪マッサージセンター」は、その名のとおり、沙復明と張宗琪が共同出資して開いた店だ。出稼ぎ労働で苦難をともにした二人は、「半分ずつ」とはいえ、いまやどちらも「店長」だ。ある日、沙復明のもとに、かつての同級生・王先生が職を求めてやってくる。彼は天生のマッサージ師だが、開業を急ぐあまり株に手を出し、せっかく貯めた資金を失っていた。駆け落ち同然で連れてきた恋人・小孔との仲も、新しい環境のなかでぎくしゃくし始める。同僚のマッサージ師たちの人生もさまざまだ。少女時代、全盲でありながらピアノの名手だった美貌の都紅。完全に失明してしまう前に、愛する人との婚礼を目に焼きつけたいと願う金嫣。無口な青年・小馬は、初めて芽生えた恋愛感情に戸惑いを隠せない……。 ふとしたことで、平穏に思えた日常にさざ波が立ち、やがて大きなうねりとなって、盲人たちはそれぞれ人生の決断を迫られることになる。暗闇の中、ひと筋の光明を求め、懸命に生きる姿が胸を衝く。 中国の実力派作家による、20万部ベストセラー傑作長篇。映画化原作。

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