ホーム > 商品詳細

丸善のおすすめ度

プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか<上巻>(現代プラグマティズム叢書 第3巻)

ロバート・ブランダム  著

加藤 隆文, 田中 凌, 朱 喜哲, 三木 那由他  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \3,300(税込)         

発行年月 2020年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 13p,200p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/アメリカ哲学
ISBN 9784326199808
商品コード 1031980103
NDC分類 133.9
基本件名 アメリカ哲学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年12月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031980103

著者紹介

ロバート・ブランダム(著者):ロバート・ブランダム (Robert Boyce Brandom) 
1950年ニューヨーク生まれ。1972年にイェール大学を卒業後、1977年にプリンストン大学にてリチャード・ローティとデイヴィッド・ルイスのもとで哲学の博士号(Ph.D.)を取得。現在はピッツバーグ大学の哲学特別教授(Distinguished Professor of Philosophy)を務める。ピッツバーグ学派として知られる分析哲学の一潮流を主導する第一人者であり、英語圏におけるヘーゲル再興の立役者としても知られている。前者に関する主著に「推論主義」の立場を打ち出した『明示化』(Making It Explicit, 1994)、後者に関する主著に『信頼の精神』(A Spirit of Trust, 2019)がある。現代におけるプラグマティズムの代表的論者でもあり、『プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか』(Perspectives on Pragmatism: Classical, Recent, & Contemporary, 2011)はそれに関する論文をまとめたものである。
加藤 隆文(翻訳):加藤 隆文(かとう たかふみ) 
1985年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪成蹊大学芸術学部講師。論文に「分析プラグマティズムからの提案――分析美学の問い直しのために――」(『美学』254号、2019年)、“A Peircean Revision of the Theory of Extended Mind”(Cognitio, v. 16, n. 1, 2015)、「パース思想を踏まえた「芸術の人類学」の展開可能性」(『美学』242号、2013年)など、単訳にシェリル・ミサック著『プラグマティズムの歩き方――21世紀のためのアメリカ哲学案内』上下巻(勁草書房、2019年)がある。
田中 凌(翻訳):田中 凌(たなか りょう) 
1991年静岡生まれ。米国コネチカット大学哲学科Ph.D.課程在籍。同大学M.A.課程修了。京都大学大学院文学研究科博士前期課程修了。修士(文学)。M.A.(Philosophy)。論文に“Hume on Non-Human Animals, Causal Reasoning, and General Thoughts” (Southern Journal of Philosophy, forthcoming) がある。
朱 喜哲(翻訳):朱 喜哲(ちゅ ひちょる) 
1985年大阪生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪大学社会技術共創研究センター招へい教員ほか。論文に「ジェノサイドに抗するための、R. ローティ「感情教育」論再考」(『待兼山論叢』51号、2017年)、共著に『信頼を考える――リヴァイアサンから人工知能まで』(勁草書房、2018年)などがある。
三木 那由他(翻訳):三木 那由他(みき なゆた) 1985年、神奈川県に生まれる。2013年、京都大学大学院文学研究科博士課程指導認定退学。2015年、博士(文学)。現在、大阪大学大学院文学研究科講師。著書:『話し手の意味の心理性と公共性』(勁草書房、2019年) 『シリーズ新・心の哲学Ⅰ 認知篇』(共著,勁草書房、2014年)。訳書:ブランダム『プラグマティズムはどこから来て,どこへ行くのか』(共訳,勁草書房、2020年)。

内容

プラグマティズムは死なず! 分析哲学とドイツ観念論を経由して、過去から現在に至るプラグマティズムを生き生きと蘇らせる。

ドイツ観念論と英米哲学をプラグマティズムのうちに統合する壮大な構想で注目を集めるブランダム。本書は、揺籃期から現在に至る様々なプラグマティズム観を照応しつつ、自身の哲学を簡明に披瀝した意欲作である。ヘーゲル・リバイバル、言語哲学、心の哲学など広範な分野にまたがるブランダム哲学への手引きとして最良の一冊。

目次

カート

カートに商品は入っていません。