唯物論研究年誌<第24号> 貧困の<隠され方>
内容
目次
特集 貧困の〈隠され方〉――不可視化の力学を読む 座談会 沖縄が可視化した子ども・若者の貧困と課題(金城隆一・山野良一) ワーキングプア再論 ── 低賃金のままで貧困改善は可能か?(後藤道夫) 地方圏および農山村地域における貧困をどうとらえるか――開発主義国家解体の観点から(関 耕平) 貧困に対するペダゴジックなまなざし―主として学校教員のそれについての検討を通じて(長谷川裕) 承認をめぐる闘争と欲求の基礎理論――承認の自己実現モデルと自己愛モデルを手掛かりに(出口剛司) 貧しさを描く――現代日本の貧困表象をめぐるポピュラー・ポリティクス(中西新太郎) インタビュー 困難を抱える女性たちの“船着き場”を作るために(小園弥生) レヴュー・エッセイ 『学生の貧困化』から読み解くブラックバイト・奨学金問題(白谷美紗樹) 思想のフロンティア 「『アーバンスポーツ』と二〇二〇東京オリンピック――国際オリンピック委員会が期待する『スポーツの都市化』とは何か?(市井吉興) マルクス生誕二〇〇年記念国際シンポジウム報告―フレッド・モズリーの『資本論』解釈をめぐって(明石英人) 研究論文 在日南米系第二世代の移行期―中卒青年の労働経験からみる自立の資源形成(谷川由佳) 革命の必然化をめぐる問い――アルチュセールにおけるマキャベリおよび精神分析(野見 収)
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