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5G~大容量・低遅延・多接続のしくみ~(ブルーバックス B-2144)
岡嶋 裕史
著
発行年月 |
2020年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
234p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/理工学/電気・電子工学/通信工学 |
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ISBN |
9784065204955 |
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商品コード |
1031823696 |
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NDC分類 |
547.5 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2020年08月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031823696 |
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著者紹介
岡嶋 裕史(著者):(おかじま・ゆうし)
中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。博士(総合政策)。富士総合研究所、関東学院大学准教授、同大学情報科学センター所長などを経て、現在は中央大学国際情報学部教授、学部長補佐。専門分野は情報ネットワーク、情報セキュリティ。
朝日新聞出版「大学ランキング2016」メディアへの発信度(教員:書籍)で8位。
著書『ブロックチェーン』『セキュリティはなぜ破られるのか』『構造化するウェブ』(講談社ブルーバックス)ほか、NHKテキストや技術教本、ライトノベルなど、執筆活動は多岐にわたり180冊を超える。
内容
「5Gは何が新しいのでしょうか?
いまどきCPUの世代が変わったからパソコンを買い換えようと思う人はけっこうなマニアで、仕事に支障が出なければ壊れるまで使い続ける人も多いでしょう。
スマートフォンでも、多くの人は“伝送速度が速くなっても関係ない”と同じ機種を今の回線のまま使い続けるようになるのでしょうか」(本書より)
【伝送速度→下りで20Gbps、上りで10Gbps】
【待ち時間→1ミリ秒】
【接続密度→1平方キロメートルあたり、1000000台】
このように規格を定められた「5G」。いよいよ本格的にサービスが開始されるが、その本領は「伝送速度」にあるのではない。
残りの2つ「待ち時間」「接続密度」にある。
5Gが4Gと根本的に異なるのは、タイムロスなく無数の端末に接続できることで、「移動通信システムをスマートフォン以外のものへ解放する役割」を持っているということなのだ。
スマートフォンを超え、自動運転システムをはじめとするあらゆる設備に、遅延なく大容量の通信ができる――。
どうしてそのようなことが可能になったのか。
「そもそも携帯電話がつながる理由」からはじめ、通信技術の本質がわかるよう、平易に解説する決定版。