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有田川(講談社文芸文庫 あM2)

有吉 佐和子  著

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価格 \2,090(税込)         

発行年月 2014年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 516p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784062902298
商品コード 1015466309
NDC分類 913.6
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2014年06月4週
書評掲載誌 毎日新聞 2020/03/22
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1015466309

著者紹介

有吉 佐和子(著者):有吉 佐和子(ありよし・さわこ)1931.1 20~1984.8.30) 小説家、劇作家、演出家。和歌山県和歌山市出身。日本の歴史や古典芸能から現代の社会問題まで幅広いテーマを扱い、多くのベストセラー小説を発表した。『複合汚染』、『紀ノ川』、『華岡青洲の妻』(女流文学賞)、『恍惚の人』』、『出雲の阿国』(芸術選奨、日本文学大賞)、『和宮様御留』(毎日芸術賞)ほか、著書多数。娘は作家の有吉玉青。

内容

私は川上のどことも知れぬところで誰とも知れぬ親に産んでもらった――けれども人間はいずれ生れて川に流されるものではないのか。どんな人でも多かれ少なかれ水に流されながら生きて行くのではないのか――。有田川の氾濫のたびに出自を失いながら、流れ着いた先で新たな生を掴み取る紀州女、千代の数奇な生涯。『紀ノ川』『日高川』に並ぶ、有吉文学における紀州三部作。


私は川上のどことも知れぬところで誰とも知れぬ親に
産んでもらった――けれども人間はいずれ生れて
川に流されるものではないのか。どんな人でも多かれ少なかれ
水に流されながら生きて行くのではないのか――。
有田川の氾濫のたびに出自を失いながら、流れ着いた先で
新たな生を掴み取る紀州女、千代の数奇な生涯。
『紀ノ川』『日高川』に並ぶ、有吉文学における紀州三部作。

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