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柄谷行人中上健次全対話(講談社文芸文庫 かB9)

柄谷 行人, 中上 健次  著

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価格 \1,760(税込)         

発行年月 2011年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 263p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784062901208
商品コード 1001188807
NDC分類 914.6
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1001188807

内容

若き日の出会い以来、常に世界的視野で表現を続けた批評家と作家の軌跡

一九六八年、遠藤周作が編集長をつとめる「三田文学」編集室に若い批評家と小説家が呼び出された。
この奇蹟の出会いによる鮮烈な印象は、互いの記憶に深く刻みこまれた。やがて日本文学の立役者となった二人は、常に相手を、さらに世界を強く意識し、「協働」するに至る――
批評家・柄谷行人と小説家・中上健次の全対談と往復書簡を収録する画期的な対話集!

中上
正義は正義だ。不正義は不正義だ。それを言わないとどうしようもない、というところに来ています。このままでは、文学が成り立たなくなる。
柄谷
僕は、ちまちましたポストモダン的シニシズムとかイロニーとかにうんざりしている。あんなのは自意識の欠落だよ。シュレーゲルが言ってるんだけど、イロニーの最終形態は真面目になることだ、と(笑)。だから素直にやろう。――<本文より>

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