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ラノベのなかの現代日本~ポップ/ぼっち/ノスタルジア~(講談社現代新書 2213)
波戸岡 景太
著
発行年月 |
2013年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
185p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784062882132 |
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商品コード |
1013188690 |
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NDC分類 |
910.264 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2013年07月4週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2013/07/21 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1013188690 |
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著者紹介
波戸岡 景太(著者):1977年生まれ。慶應義塾大学大学院後期博士課程修了、博士(文学)。現在、明治大学理工学部総合文化教室准教授。専門は、トマス・ピンチョンを中心とした現代アメリカ文学。著書に、『ピンチョンの動物園』『コンテンツ批評に未来はあるか』『動物とは「誰」か?』(以上、水声社)、『オープンスペース・アメリカ――荒野から始まる環境表象文化論』(左右社)がある。
内容
気がつくと、ラノベ出身作家がメジャーシーンで活躍していたり、作品がハリウッドで映画化されたり。日本文化にもじわじわと影響をもたらしている。その巨大で寡黙なラノベ作品群だが、読者層が限られているからこそ、内容の変容をたどっていくと、日本社会の変化が確実に刻み込まれている。その変化とはどのようなものなのか。注目の批評家が読み解く。(講談社現代新書)
文芸評論とは無関係ながら、ある一定の世代に黙々と消費され続けるライトノベルの世界。
気がつくと、ラノベ出身作家がメジャーシーンで活躍していたり、作品がハリウッドで映画化されたり。日本文化にもじわじわと影響をもたらしている。
その巨大で寡黙なラノベ作品群だが、
読者層が限られているからこそ、内容の変容をたどっていくと、
日本社会の変化が確実に刻み込まれている。
その変化とはどのようなものなのか。
上の世代との断絶。ポップかライトへ、そしてぼっちへ。むかしオタク、いまはフツー。ドラえもんの来なかったのび太たち。
注目の文芸批評家が読み解く。