日本語を書く部屋(岩波現代文庫B(文芸))
リービ 英雄 著
目次
1(ぼくの日本語遍歴 塀の外で 想像への畏敬-大和路をゆく 伝記なき先駆者たち-表現そのものの歴史 日本語を書く部屋 言霊の再発見 「日本にいる」ことのアイロニー 日本語の「所有権」をめぐって 「世界文学」から「ワールド・フィクション」へ 「表現のことば」新たな輝き) 2(太宰治、「津軽」への旅 安部公房の「満洲」 大庭みな子の「アメリカ」 文学にとって「原爆」とは何なのか:女の「戦後文学」 "談話"『古事記』はひとつの奇跡である 大江健三郎のノーベル賞・夜話 日本語のスケールに触れたとき:司馬遼太郎の「新宿」 「和訳」された大陸 乖離と「アオデンティティ」-「在日」を見直す) 3(越えてきた者の記録 野茂英雄、あるいは「越境」の勝利 新宿へ、アジアの都市へ 越境の時代 特快列車に乗って 北京語の聞こえる部屋)
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