内容
『進化心理学ハンドブック 第２版』は、本分野の第一級の資料集です。最新の研究成果や理論的発展といった、包括的な内容を提供しています。第2版となる本書（2巻組）は、個々の領域を越え、家族力学や、集団力学、様々な社会や文化にまで及ぶ、より広範な視野でもって、文化や神経科学、人間発達に関する議論展開を取り上げています。第一巻「基礎」では、この刺激的な新たな研究分野の詳細な概説を提供しています。第二巻「応用」では、政治学や医学、文化人類学、マーケティングなどの様々な研究分野において、いかに進化心理学の理論が応用されているのかを明らかにしています。スティーブン・ピンカーやリチャード・ドーキンス、ポール・ブルーム、ポール・ロジン、ドナルド・サイモンズ、レダ・コスミデス、ジョン・トゥービーらによる論文は、思想的リーダー（thought leaders）の見識を提供し、市場で最も権威ある進化心理学のレファレンスを完成させています。
進化心理学は、人間のどの心理システムが、人類の祖先の環境において繰り返された問題を解決するために進化した、自然選択の結果なのかを突き止めることを追究しています。本書は、本研究分野の正確かつ包括的な視点を提供するために、基本概念や最新の発展、専門家の洞察をまとめています。
進化心理学の目的や方法論や主な成果を理解することができます。
最新の理論的発展や実験的発見についての知識を得ることができます。
本分野の第一人者の視点や洞察を得ることができます。
進化心理学がいかに様々な研究分野において応用されているのかを学ぶことができます。
進化心理学者らは、本分野が、単なる心理学の下位分野にとどまらず、心理学全体を統合する基礎的かつメタ理論的な枠組を提供できることを提唱しています。『進化心理学ハンドブック 第２版』は、全てが揃った権威あるレファレンスであり、心理学者や学生や人の心に関心を持つ全ての方にとって申し分のない書です。
