D.H.ロレンスの作品と時代背景
倉持 三郎
著
発行年月 |
2005年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
590p |
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大きさ |
23 |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/イギリス文学 |
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ISBN |
9784882029274 |
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商品コード |
0105000351 |
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NDC分類 |
930.278 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0105000351 |
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著者紹介
倉持 三郎(著者):〈倉持三郎〉1932年生まれ。ロンドン大学バークベックコレッジ大学院留学。博士(文学)。東京学芸大学名誉教授。著書に「D.H.ロレンス」「ロレンス」など。
内容
文学作品は時代を超えるのか、それとも時代を表現しているのか? 『チャタレー夫人の恋人』で知られる作家の作品、それが書かれた時代に身をおくことで見えてくるものを、現在の視点から追い求めたロレンス研究の集大成。
収録内容
第1部 労働者と女性 — 社会的弱者☆『息子と恋人』と『虹』に見る女性参政権運動、ほか
第2部 オットー・グロースとロレンス — 性の解放の系譜☆グロースの軌跡— 脳精神医学からアナーキズムへ、ほか
第3部 キリスト教と異教 — 牧師批判と聖書の読み直し☆『アポカリプス』の成立、ほか
第4部 戦争 — 個人と国家☆『カンガルー』の第12章、「夢魔」と第1次世界大戦、ほか
第5部 政治、階級、人種 — 支配者と被支配者☆アメリカ先住民との出会いとポストコロニアル批評、『チャタレー卿夫人の恋人・初稿』と共産主義者、ほか。
著者略歴 倉持三郎(くらもち さぶろう) 東京学芸大学名誉教授。前ロレンス学会会長。