近代中国の国家と商人 - 税政と同業秩序のダイナミクス

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近代中国の国家と商人 - 税政と同業秩序のダイナミクス

  • 金子肇
  • 価格 ¥8,580(本体¥7,800)
  • 有志舎(2022/07発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 421p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784908672583
  • NDC分類 335.6
  • Cコード C3022

出版社内容情報

中国では、改革開放以来、企業家を会員として同業で協力し合う同業組合=「行業協会」が復活し、中国経済に大きな影響を与えつつある。中国の同業組合は、清朝末期から中華民国期・中華人民共和国成立初期に生成・発展し、歴代の政府は同業組合に税の徴収を請け負わせてさえいた。しかし、こうした同業組合は、中国共産党による急激な社会主義化によって、1950年代後半にいったんは消滅していた。現代中国の国家・経済のあり方を考えるためにも、歴史的な視点から国家と同業組合との関係を考察していく必要があるのではなかろうか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BLACK無糖好き

18
清朝末期から共産党政権成立当初まで、近代中国の国家は社会把握能力の低さから、徴税当局は税源である商工業者の経営を同業団体を通じて把握せざるを得なかった。それが税政において請負徴税による同業団体ヘの依存を生み出す要因となっていった。同業団体にとって徴税を請負うことは脆弱な同業規律能力を補強していく手段となりえた。本書は国家と同業団体の共棲関係も浮き彫りにしている。専門性高し。◇1930年代に至っても大方の中小企業は会計方法上において問題の多い中国式簿記を使用していた模様。帳簿の未整備も多かったようだ。2023/05/07

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