内容説明
ポスト・パンク、ダブ、ワールド・ミュージック、ヒップホップ、ハウス―80年代の音楽、テクノロジー、メディアの進化/深化から描き出す21世紀へのヴィジョン。
目次
はじめに―ジャマイカという必然
第1章 ロックへの反語としてのロック(ポスト・パンクの迷走曲線;移民達のベース・カルチャー)
第2章 ターンテーブルが時代を回す(街角のアヴァンギャルド;埃だらけのストリート・ビーツ)
第3章 地球音楽のリミックス(パリの異人街から;失われたリズム、蘇るリズム)
第4章 テクノロジーが呼び起こす記憶(レプリカント達の反乱;ハウス・ミュージックのアフロな電脳空間)
第5章 ポップの未来図に向けて(ロックンロールとの対話)
エピローグ キング・タビーに捧ぐ
著者等紹介
高橋健太郎[タカハシケンタロウ]
1956年、東京生まれ。音楽評論家、音楽プロデューサー、レコーディング・エンジニア、インディー・レーベル「MEMORY LAB」主宰。音楽配信サイト「ototoy」の創設メンバーでもある。一橋大学在学中から『プレイヤー』誌などに執筆していたが、82年に訪れたジャマイカのレゲエ・サンスプラッシュを『ミュージック・マガジン』誌でレポートしたのをきっかけに、本格的に音楽評論の仕事を始めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。