色をめぐる対話

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  • サイズ B6判/ページ数 142p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784903530123
  • NDC分類 757.3
  • Cコード C0020

内容説明

私たちの生活や環境、行動、言語などに強い影響を与える「色」。歴史の中でそのイメージがいかに変化し、また政治や宗教がいかに取り込もうとしたかを対話形式で解き明かす。

目次

第1章 青―波風を立てない色
第2章 赤―火と血、愛と地獄の色
第3章 白―どこでも純粋さと無垢を伝える色
第4章 緑―手の内を隠す色
第5章 黄―あらゆる不名誉のしるし
第6章 黒―喪のしるしから洗練へ
第7章 中間色―雨の灰色、キャンディピンク

著者等紹介

パストゥロー,ミシェル[パストゥロー,ミシェル]
古文書学校卒、高等実習研究院第四部門教授。紋章学、色彩・動植物の歴史人類学専攻

シモネ,ドミニク[シモネ,ドミニク]
雑誌「エクスプレス」編集長

松村恵理[マツムラエリ]
学習院大学大学院博士前期課程修了

松村剛[マツムラタケシ]
東京大学大学院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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2
1995年に出版されたパストゥロー氏『ヨーロッパの色彩』と言っていることが違うが研究が進んだからか。赤の章で「中世人にとって大事なのは物の輝き(光沢や艶)」とあるが、以前は写真の分野から日本人の感覚を受容して広がった感覚と主張していた。写真の誕生は1800年代、西洋史で一般的に中世は5~15Cとされているので……うーん、混乱。色には共感覚的なものがついてまわるというのは分かる。光沢の話も自分で調べて考えて答えを出したいが、どこをどう見ていくのがいいのかまだ分からない。2013/07/09

seiiiiiiichi

0
古代では色味より艶の有る無しの方が重要だったとか、(おかげで黄色の身分が低いとか)どうして幽霊は白いかとかどうしてハルクは緑かとかいろいろなっとくがいきます2011/05/10

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