慈学社叢書<br> 法学に遊ぶ (新版)

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慈学社叢書
法学に遊ぶ (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 324p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784903425504
  • NDC分類 320.4
  • Cコード C3032

目次

地下道に寝る権利―実定法の極限に生きて
脳死論議の中の人間―生と死の間で
ヒューマニズムの行方―動植物の犠牲の上で
オリンピック!オリンピック!!―基本的人権と私人間の関係
トマス騒動―最高裁判事の選任
二人の長州軍人―歴史の中の天皇機関説
宿命としての犯罪?―ロンブローゾの衝撃
魔女裁判―歴史の中の刑事訴訟法
法人の実在性―私法の中の個人主義と団体主義
先祖の墓地v.ゴルフ場―入会権の破壊者たち
災難としての過失―不法行為から保険へ
離婚、その後―家族法と現在
乗っ取られた会社―日本資本主義と会社法
「真相不明」の後始末―立証責任の思想と制度
「夜逃げ」の周辺―破産と和議の歴史
無効の時効?―私法理論と国際法
バグダッドの盗賊?―湾岸戦争と現代国際法
バスケット部入部騒動―飽食社会の中の憲法
縁の有る無し―日中法文化比較
慌てた大学者たち―日本法学史の一コマ
宮崎道三郎の法史学
ホメロスにおける法と政治

著者等紹介

長尾龍一[ナガオリュウイチ]
東京大学名誉教授。1938年中国東北部斉々哈爾市生れ。1961年東京大学法学部卒業。東京大学助教授を経て、1980年より東京大学教養学部教授、1998年より日本大学法学部教授(専攻・法哲学・政治思想史・憲法思想史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まさにい

5
非常におもしろい本であった。長尾先生は法社会学の先生であると認識しているが、その学識の深さを垣間見れた。例えば脳死議論の利益対立の構造などは、なるほど~と思う。また、元最高裁判所長官の田中耕太郎氏の考え方とか、国際法の無効の根拠などにも新しい発見があった。特に宮崎道三郎氏の存在と現在の日本法の関係及び当該氏の誠に学者らしい姿勢のどは心に沁みた。2021/03/27

kawa

1
90年代、東大の相関社会科学の授業を担当されていた著者の講義の内容を中心にまとめられた書籍。法学を背骨に、社会学、経済学、歴史学などの関わりをエッセイ風ではあるが、格調高く論じている。一読して即理解できるほど易しくはないが、自分の専門分野の雑文書きのネタに使えたらいいかなと思う。著者の講義を聞いて見たかった。 2015/11/09

功音

0
身近な出来事から歴史的出来事、現在の世界情勢までを法と関連づけてあり興味深く読めた。 物乞い行為を「言論の自由」として保護した判決、 人種を意識した救済は「逆差別」として問題を悪化させる可能性がある事、 ロンブローゾの犯罪者理論等など、面白かった。 日本国憲法は日本人に個人主義を根付かせようとしているが、 現実の日本人は会社や学校のサークル、 親子間で伝えられている集団主義の中で生きている、という記述が特に印象深い。 だが歴史的な知識が足りず、今一理解できなかった部分もあったので、再読しようと思う。2013/04/06

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