名画の中の植物―“美術の植物学”への招待

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名画の中の植物―“美術の植物学”への招待

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  • サイズ A5判/ページ数 151p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784896942408
  • NDC分類 723
  • Cコード C0071

内容説明

植物学者の眼で見る西洋絵画!!古代エジプト壁画の黄泉の国から、ジャポニスムの花、アンリ・ルソーのジャングルまで。描き込まれた多様な花や樹木を通して名画を読み解き、新たな絵画鑑賞の愉しみを提示する画期的な一書。図版170点!!

目次

墳墓壁画にみる黄泉の国―ネブアメンの狩猟図 古代エジプトの壁画
別荘の地下に設えた地上の楽園―庭園図 古代ローマの壁画
観賞用の草花で溢れた聖母の花園―パラダイスの小園 上部ライン地方の画家
春を代表する花が描かれていない不思議―プリマヴェーラ(春) サンドロ・ボッティチェリ
天才による驚異の質感表現―植物の習作 レオナルド・ダ・ヴィンチ
ルネサンス精神をもって描かれた自然―一群のキバナノクリンザクラ アルブレヒト・デューラー
宗教から解き放たれた原寸大の花々―アイリスのある花束 ヤン・ブリューゲル(父)
フランス王家のバラを手にした悲劇の王妃―マリー・アントワネットの肖像 エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン
ロマン主義の時代が生んだ型破りな植物画―ゲットウ(『フローラの神殿』より) ピーター・ヘンダーソン原画
ビーダーマイヤー期を代表する市民の文化―誕生日のテーブル フェルディナント・ヴァルトミュラー〔ほか〕

著者等紹介

大場秀章[オオバヒデアキ]
1943年東京生まれ。理学博士(東京大学)。現在、東京大学名誉教授、同総合研究博物館特招研究員。専門:植物分類学、植物文化史。東京大学総合研究博物館「シーボルトの21世紀」展(ディスプレイデザイン優秀賞受賞、2004)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ophiuchi

8
植物と絵画に造詣が深い著者の趣味につきあわされた感じだけど、ボッティチェリ、ルソー以外は初めて見る絵だったのでまあ良かった。2017/12/14

Noelle

5
大好きな美術と花、両輪からの論評。ボタニカルアートとも一味違う、植物の同定の難しい絵画もある中、かなり真剣に特定して行く、プラントハンターならぬ、プラント探偵の様相。私も絵を見ると何の花か気になるのだけれど、同じ感覚での植物学者である著者のお話あれこれ、とても面白かった。お馴染みボッティチェリ、ブリューゲルから、ルブランのアントワネット、初見のイーヴリン・モーガンなど、セレクトも自由自在で。シーボルトが持ち帰った日本の草木が、しっかり絵にあるのも時代の同定につながるのかも?面白いですね。2019/02/07

saba

1
同じ出版社の「歴史の中の植物」が超面白かったので。こちらは絵画篇で、著者は植物学の先生なのでより描写が克明というか、同定できるか否か、正確に描けているかがポイントっぽい。ところどころ文章そのものにん?という書き方があるのに引っ掛かったが、オールカラーに良い紙で見られて満足。2020/12/03

takakomama

1
古代エジプトの壁画やボッティチェリ、ヤン・ブリューゲル、ドガ、ルソーなどの絵画の植物の解説。当時、人気があったり、外国から伝わったばかりの植物を絵画に書き込んだと知って、時代を反映していると思いました。椿は日本からフランスに伝わったそうです。2018/07/28

kaz

1
これまで絵画の中に描かれている植物に、あまり関心を持ったことはなかったが、丁寧に眺めれば意外な発見があるのかもしれない。画家のタッチの違いも面白い。 2017/11/20

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