内容説明
深い雪に鎖ざされた長い冬―人々は心の裡で存分に飛翔する。文学や芸術を涵養する風土―学都弘前の文化を象徴する老翁が「人を喜ばせるのが何より好き」の精神で十全に語る生きた文化史。
目次
太宰治記念館
『太宰治をどう読むか』再刊
五能線と太宰の思い出
祖父・小野忠造
ドナルド・キーンと太宰治
高木恭造とまるめろ(附録1 44)
イザベラ・バードと古き良き津軽
旧制弘高時代の太宰治
旧制高校の寮生活
悲願の甲子園凱歌(附録2 66)〔ほか〕
著者等紹介
小野正文[オノマサフミ]
1913年青森県に生まれる。38年東京大学法学部を卒業。青森県立図書館長、県立弘前南高等学校長、青森中央短期大学教授、青森中央短期大学学長などを歴任。長年に亘る太宰治研究を評価され、2005年弘前大学から名誉博士号が授与された。太宰治の同郷同学の友人として知られ、幅広い文学社会評論活動を行っている
清水典子[シミズノリコ]
神奈川県平塚市出身、元陸奥新報論説委員。現在はフリーのライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 無意識に買わせる心理戦略