新環境政策原理

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 174p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784892056369
  • NDC分類 519.1
  • Cコード C3033

出版社内容情報

これまでの研究を土台として浮上した環境政策理論への問題提起と解決するための新しい分析アプローチを提示する画期的な書。
本書は、長年著者が提唱してきた「M-N構造理論(自然界の秩序<N構造>と市場<M構造>の関係理論)」の環境政策分野への適用版である。新しい分析用具「屈折スプーン型限界削減費用曲線」が定式化され、それを用いて企業の汚染削減と社会厚生の関係が明らかにされる。特に環境税と排出許可証取引について、現行理論とは異なる分析手法の提言がなされており、その意味で本書は現行理論に対する抵抗の書である。

はしがき

第1章 現代経済と技術

第2章 環境問題の経済学的アプローチ

第3章 環境政策理論の問題点

第4章 環境政策理論の新しいアプローチ

第5章 環境政策をめぐる諸問題

第6章 環境政策手段と環境改善イノベーションの可能性

補 論 〔?〕日本企業の環境意識――アンケート調査結果から

    〔?〕環境配慮型経営のすすめ

    〔?〕本書第3章の議論をめぐる論争

永井 四郎[ナガイ シロウ]
永井 四郎
麗澤大学経済学部・同大学院経済研究科教授。主要著書に、『技術情報の経済学』(税務経理協会)、『応用現代経済学』(麗澤大学出版会)ほか。

目次

第1章 現代経済と技術
第2章 環境問題の経済学的アプローチ
第3章 環境政策理論の問題点
第4章 環境政策理論の新しいアプローチ
第5章 環境政策をめぐる諸問題
第6章 環境政策手段と環境改善イノベーションの可能性
補論

著者等紹介

永井四郎[ナガイシロウ]
昭和21年静岡県に生まれる。関東学院大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。秋草学園短期大学専任講師を経て、平成4年麗澤大学国際経済学部助教授、平成8年同教授、平成10年同大学院国際経済研究科修士課程・博士課程教授。現在麗澤大学経済学部・同大学院経済研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。