18世紀印刷職人物語

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18世紀印刷職人物語

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784891769482
  • NDC分類 749.09
  • Cコード C0098

内容説明

産業革命前夜、ある一人の若者が見習い印刷工として、ヴァンサン親方の工房の門をくぐった…徒弟ジェロームの笑いあり涙ありの修業時代を描きながら、工房への入会儀礼、印刷工の組合やその規定、地下印刷の裏側など、ニコラ・コンタ自身の体験をもとに、18世紀の印刷工房の様子をいきいきと詳細につたえる、貴重なドキュメント。

目次

第1部 徒弟制度(「試用期間」;雇用証書;エプロン授与式;徒弟修業の最初の二年間における、さまざまな仕事;印刷仕事の労働力 ほか)
第2部 職人組合(「四時」と呼ばれる入会儀礼;物まねと、彼らの隠語;親方が一葉ごとに植字工に支払う賃金;印刷作業、一〇〇〇枚あたりの賃金;印刷に使う活字の価格表 ほか)
付録 レチフ、職工長となる

著者等紹介

コンタ,ニコラ[コンタ,ニコラ] [Contat,Nicolas]
1717(1718)年生まれ。二十歳たらずで、印刷書籍商のもとで、四年間の徒弟生活を送ったのち、版画職人になる。同時にワイン商としても精励し、1762年に『一八世紀印刷職人物語』を執筆する。1768年に没する

宮下志朗[ミヤシタシロウ]
1947年、東京都に生まれる。東京大学大学院修士課程修了。現在、放送大学教授。東京大学名誉教授。専攻、フランス・ルネサンス文学、書物の文化史。主な著訳書に、『本の都市リヨン』(晶文社、1989、大佛次郎賞)、ラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル』(筑摩書房、2005~2012、読売文学賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テツオ

2
印刷職人の仕事ぶりや日常(酒好き)が知れて、なかなかおもしろかったです。2014/02/01

takao

0
ふむ2017/07/16

samandabadra

0
p.107-121職人のスラングの語彙集あり2013/10/06

ズバリ

0
18世紀の印刷職人の生活が細かく描かれている。職人たちが親方への復讐として猫を殺すのには閉口してしまったけど。職人たちが使っていた隠語についても触れられていて、資料として価値があると思う。ジェロームという徒弟を主人公に物語調に描かれているため、読みやすかった。2013/05/01

qoop

0
前半は物語風に工夫も見られ活き活きとした描写も多いのだが、途中でテンションが下がったのか急に雰囲気が変わる。訳者によると、出版を目指していたものの草稿に留まった様子。とはいえ18世紀のフランス風俗、印刷・出版事情に興味があれば充分以上に楽しめるだろう。バルザックやユーゴーの作品を読む上で、イメージを膨らませる一助となってくれそう。2013/03/23

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