アイヌ、100人のいま

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  • サイズ A4判/ページ数 119p/高さ 21X24cm
  • 商品コード 9784887731806
  • NDC分類 382.11
  • Cコード C0072

著者等紹介

宇井眞紀子[ウイマキコ]
1960年千葉県生まれ。1983年武蔵野美術大学卒業。1984年~写真家・樋口健二氏に師事。1985年日本写真芸術専門学校卒業。卒業と同時に雑誌を中心にフリーランスで活動を開始。1992年子連れでアイヌ民族の取材をはじめる。1999年東京の廃線跡の取材をはじめる。2004年第4回さがみはら写真新人奨励賞受賞。2012年第28回東川賞特別作家賞受賞。公益社団法日本写真家協会会員。日本ビジュアル・ジャーナリスト協会会員。日本写真芸術専門学校講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ちえ

41
今を生きる100人のアイヌ。一人一人の表情と後ろの方に書かれているそれぞれの一言。撮られた人が次の人を紹介し、7年かけ日本の北から南まで行き来しながら完成した本。写真家の宇井真紀子氏は、まず自分を知ってもらってからそれぞれの写真を撮ったという。北海道に住んでいると、逆に北海道以外の場所で生活しているアイヌの人たちがいることは意識になかったことに気が付かされる。「道内アイヌが受けている諸々の政策は道外アイヌにはない。法の下の平等ってどこにあるの??」という言葉にハッとさせられた。2022/11/12

てくてく

8
写真集発行に関するクラウドファウンディングのリターン。宇井氏が長年にわたって撮影しつづけてきた今を生きるアイヌ100人の写真集。被撮影者からのメッセージが楽しい。2017/05/20

gtn

6
アイヌの風貌を色濃く残している人もいれば、そうでない人もいる。また、被写体の100人は、北海道から福岡まで全国に広がっている。巻末にこの100人のコメントが寄せられてるが、共通するのはアイヌであることの自覚と誇りである。著者は被写体を数珠繋ぎし、終了まで7年かかったとか。力作。2018/06/23

hika

5
まず、100人(そしてその家族など)の姿がある。アイヌの民族衣装を纏う人、スカジャンを着こなす人、サーフボードを携える人、公演で一家で微笑む人、サンフレッチェのチームジャージを着る人等々。北海道で、屋久島で、東京で、100人のアイヌの今が並んでいる。そして、巻末にそれぞれの人たちのコメントが並ぶ、アイヌについて語る人、今の生活について語る人、サッカーについて語る人、家族について語る人。さまざまだ。一人一人が次に被写体となる人を指名していって出来上がったこの写真集には、アイヌの過去と現在と未来の実在がある2017/12/05

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