戦後日本産業界の大学教育要求―経済団体の教育言説と現代の教養論

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  • サイズ A5判/ページ数 435p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784887138193
  • NDC分類 377.15
  • Cコード C3037

内容説明

戦後産業界の大学教育に対する要求は、主要経済団体の提言のみでも200近くに上る。それらを史的・総合的・実証的に分析し、そこにあらわれた教養観、能力観、創造性等の概念を教育学的に整理することを通じ、社会が大学に求める学習成果の内容を具体的に検証・考察した本書は、従来不十分だった産業界・教育界間の建設的な対話を促すと共に、今後の大学のあり方に大きな示唆をもたらす、いま不可欠な労作である。

目次

序章 研究の枠組み
第1章 時代区分および改革要求の背景と概観
第2章 教養概念・教養教育について(1950年代~)
第3章 能力観と求める能力・人材像(1960年代~)
第4章 個性化・多様化と国際化(グローバル化)(1970年代~)
第5章 創造性と創造的人材育成(1980年代~)
終章 結論―産業界要求の特色・変化とその要因および大学教育の意味
補論1 産学連携と人材育成(1990年代~)
補論2 一般教育導入と米国型リベラル教育の輪郭

著者等紹介

飯吉弘子[イイヨシヒロコ]
大阪市立大学大学教育研究センター准教授。国際基督教大学(ICU)教養学部卒業、銀行総合職勤務8年弱の後、桜美林大学大学院国際学研究科単位取得満期退学、博士(学術)、文部科学省国立教育政策研究所研究協力者・桜美林大学大学教育研究所契約研究員、および、桜美林大学短期大学部ならびに青山学院大学非常勤講師、大阪市立大学大学教育研究センター講師を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ねこみ

0
ゼミ(*_*)2014/06/14

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