生気論の歴史と理論

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  • サイズ B6判/ページ数 363p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784886115041
  • NDC分類 461.6
  • Cコード C0010

内容説明

20世紀が最も憎悪した書。刊行(1914年)以来90年余、ダーウィニズムや分子生物学など主流思想は、本書をオカルト的・全体主義的だと徹底批判して自らの正統性を誇ってきた。だが今、訳者渾身の解説論文と翻訳が、再発見の扉を開く。21世紀生命論は本書を素通りしては語れない。

目次

『生気論の歴史と理論』(歴史篇;理論篇)
『個体性の問題』(序論―実験発生学、生気論の第一の証拠;生気論のさらなる証拠―エンテレキーと物質およびエネルギーとの関係;生気論の論理学―超個体的統一体の問題;一元論の問題―形而上学的帰結)
解説論文 ハンス・ドリーシュの業績とその歴史上の位置

著者等紹介

米本昌平[ヨネモトショウヘイ]
1946年愛知県に生まれる。1972年京都大学理学部卒業。丸万証券入社。1976年三菱化成生命科学研究所入所。2002年4月生命倫理や科学技術政策を研究対象とするシンクタンク「科学技術文明研究所」を設立、所長に。専攻は科学史・科学論。著作に『遺伝管理社会』(弘文堂、毎日出版文化賞受賞、1989年)、『知政学のすすめ』(中央公論社叢書、吉野作造賞受賞、1998年)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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