文化とまちづくり叢書<br> 防災福祉のまちづくり―公助・自助・互助・共助

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文化とまちづくり叢書
防災福祉のまちづくり―公助・自助・互助・共助

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  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784880654041
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C0036

出版社内容情報

阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)から22 年、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)から5年。政府と多くの自治体や関係機関が再建と復興に努めているが財源確保や復興計画をめぐる合意形成の難しさ等、いまなお復興は道半ばである。



これには日本の自然災害また原子力災害への対策が不十分であること、また社会保障・社会福祉が事後措置として扱いがちになる事が考えられる。この問題意識のもと、被災者の救援や復興に対し社会保障の視座に立ち、事前措置も含めた災害保障および災害福祉の考え方と、かつ防災福祉という新たな概念を位置づけ、現状の把握と問題の解決策を論じる。



本書では、第1章で防災福祉の位置づけをしたうえ、第2章で災害対策の現状に

ついて述べ、更に第3章で防災福祉に先進的に取り組んでいる自治体の取り組み、

第4章で海外の最新事情を紹介する。そして第5章で防災福祉のまちづくりとその

システムについての方策をまとめた。



これからの発展に必要な災害に強いまちづくり、そして災害対策の中、防災福祉

のまち、さらには防災福祉の国への道筋を提言する一冊。

1.社会保障と社会福祉の融合

2.まちづくりとソーシャルワーク

3.防災福祉とまちづくり

第2章 災害対策の現状

1.災害法制

2.行政・指定機関・民間組織

3.災害対策の課題

第3章 防災福祉の先進自治体

1.群馬県渋川市

2.東京都北区

3.静岡県焼津市

4.高知県黒潮町

5.鹿児島県桜島町

第4章 海外最新事情

1.スイス

2.アメリカ

3.キューバ

第5章 防災福祉のまちづくり

    へのシステム化

1.防災福祉文化の醸成

2.公助・自助・互助・共助

3.縦割り行政の是正

4.危機管理体制の確立

5.分権国家への転換

川村 匡由[カワムラ マサヨシ]
1999 年、早稲田大学大学院人間科学研究科博士学位取得、博士(人間科学)。現在、社会保障学者・武蔵野大学名誉教授、群馬医療福祉大学大学院非常勤講師、世田谷区社会福祉事業団理事、福祉デザイン研究所所長、地域サロン「ぷらっと」主宰。山岳紀行家。主著に『21 世紀の社会福祉』全21 巻(編著,ミネルヴァ書房)『地域福祉とソーシャルガバナンス』中央法規出版、『地域福祉源流の真実と防災福祉コミュニテイ』(大学教育出版)『スイスに学ぶ「限界集落」再生の道』農文協ほか多数

川村 匡由[カワムラ マサヨシ]
1999 年、早稲田大学大学院人間科学研究科博士学位取得、博士(人間科学)。現在、社会保障学者・武蔵野大学名誉教授、群馬医療福祉大学大学院非常勤講師、世田谷区社会福祉事業団理事、福祉デザイン研究所所長、地域サロン「ぷらっと」主宰。山岳紀行家。主著に『21 世紀の社会福祉』全21 巻(編著,ミネルヴァ書房)『地域福祉とソーシャルガバナンス』中央法規出版、『地域福祉源流の真実と防災福祉コミュニテイ』(大学教育出版)『スイスに学ぶ「限界集落」再生の道』農文協ほか多数

内容説明

わが国では、災害被災に対し事後措置として扱う制度・政策および事業・活動にとどまっている。本書は社会保障の視座に立ち、防災福祉という新たな概念を位置づけ、現状の把握を踏まえ、問題の解決策を提言した。

目次

第1章 防災福祉の位置づけ(社会保障と社会福祉の場合;まちづくりとソーシャルワーク;防災福祉とまちづくり)
第2章 災害対策の現状(災害法制;行政・指定機関・民間組織;災害対策の課題)
第3章 防災福祉の先進自治体(群馬県渋川市;東京都北区;静岡県焼津市;高知県黒潮町;鹿児島市桜島町)
第4章 海外最新事情(スイス;アメリカ;キューバ)
第5章 防災福祉のまちづくりへのシステム化(防災福祉文化の醸成;公助・自助・互助・共助;“縦割り行政”の是正;危機管理体制の確立;分権国家への転換)

著者等紹介

川村匡由[カワムラマサヨシ]
1969年、立命館大学文学部卒、1999年、早稲田大学大学院人間科学研究科博士学位取得、博士(人間科学)。現在、社会保障学者・武蔵野大学名誉教授、福祉デザイン研究所所長、地域サロン「ぷらっと」主宰。山岳紀行家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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