内容説明
日本、韓国、中国、台湾における都市の貧困および社会保障の特徴と有効性について分析する。また、上海に注目し、貧困と社会保障のあり方の変化を論じる。さらに、稼働層と非稼働層の違い、自立を促す新たな福祉の取り組みに着目する。
目次
序章
第1章 都市開発と住宅排除―「都市流入許可制度」の現象と本質
第2章 中国におけるBOP事業展開の可能性研究
第3章 中国農村における構造的貧困の政治経済学分析―「名村」の事例および示唆
第4章 中国の「国富・民不富」の現実問題と政府の責任
第5章 韓国の勤労奨励税制
第6章 韓国の油価還付金制度の概要と評価
第7章 日本における障害者の所得保障の現状と課題
第8章 戦前の日本における住宅政策―貧困対策の観点から
著者等紹介
五石敬路[ゴイシノリミチ]
東京市政調査会主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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