内容説明
マインドフルネスの実践が、「今ここ」において怖れを変容させる。フランスを拠点に世界で活躍する、ベトナムの禅僧ティク・ナット・ハン師による、現代人の心を覆う「怖れ」に向けた処方箋。
目次
だれもがかつて通った道
怖れの起源
過去と和解する
未来への怖れを手放す:五つの確認
来ることもなく去ることもなく
怖れのない心(無畏)という贈り物
マインドフルネスのパワー
自分を止める
嵐の中で静けさを保つ
まわりの世界に対する怖れを変容させる
雲の上の青空
怖れから愛への変容:四つの呪文
怖れの反対
実践 怖れを変容させる実践
著者等紹介
ティク・ナット・ハン[ティクナットハン] [Thich Nhat Hanh]
釈一行。1926年、ベトナム中部生まれ。禅僧、平和・人権運動家、学者、詩人。世界的に知られた精神的指導者であり、その卓越した教えは全世界に影響を与えている。マインドフルネスの実践についての著作多数。多くがベストセラーになり、世界中の読者に広く読まれている。ニューヨークタイムズでは、ダライ・ラマに次ぐ西洋に大きな影響を与えている仏教界のリーダーと評されている。「行動する仏教(エンゲージド・ブッディズム)」を提唱し、1966年にはワシントンDCでベトナム戦争終結の和平提案を行うが、戦闘中止を訴えたため、反逆者と見なされて帰国不能になる。1973年のパリ平和会議ではベトナム仏教主席代表を務めた。1982年、南フランスにプラムヴィレッジ・瞑想センターを設立
島田啓介[シマダケイスケ]
1958年生まれ。翻訳家。精神科ソーシャルワーカー(PSW)・カウンセラー。ワークショップハウス「ゆとり家」主宰。農業をベースにした自給的生活と、からだとこころの癒しの提供に取り組む。1995年のティク・ナット・ハン師来日ツアー主催者の一人。ティク・ナット・ハンのメソッドによる瞑想会や、マインドフルネスをテーマにした講演会、ワークショップ、研修も各地で開催。ティク・ナット・ハン師の著書の翻訳を多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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