科学と人間シリーズ
国会の警告無視で福島原発事故―再エネの爆発的普及で地域経済再生

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  • サイズ A5判/ページ数 228p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784864592307
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0040

内容説明

事故5年前、吉井質問が警告したにもかかわらず…元衆院議員による、約30年に及ぶ原発の危険追及と再エネ調査にもとづく提言。

目次

第1部 福島第一原発事故は原発を考える原点の一つ(福島第一原発で何が起こったのか、継続しているのか;福島第一原発で明らかになった事故例、以前からいくつもあった)
第2部 なぜ、いま原発輸出・再稼動、電気料金値上げか(「ムラ人」と「原発利益共同体」;電気料金値上げに見る「再稼働」への執念)
第3部 原発に替わるエネルギーをどうするのか―原発から抜け出し、再生可能エネルギーの爆発的普及で地域の再生(ヨーロッパに見る再生可能エネルギーへの取り組み;国内各地の再生可能エネルギー調査―地域のエネルギー資源を生かしてこそ;再生可能エネルギーの爆発的普及が重要な課題に)

著者等紹介

吉井英勝[ヨシイヒデカツ]
1942年京都市生まれ。1967年京都大学工学部原子核工学科卒。真空技術の民間企業勤務を経て、1971年堺市議(3期)、大阪府議(1期)の後、参議院大阪選挙区補欠選挙で当選(参議院1期)、1990年から衆議院議員(7期)。経済産業、財務金融、内閣、科学技術などオールラウンドに取り組む。2012年引退。その後、「原発・エネルギー・地域経済研究会」(代表)などを中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kadoyan

3
自身が5年前の国会質問で警告していたことが、何ら対策されないまま放置され、指摘したとおりに事故が起こったことを「痛恨のきわみ」とする著書。事故のカラクリや被害の大きさ、そして、政府が狙っている再稼働や原発輸出などをきり、自然エネルギーの展望も国内外の取り組みから示す。原発事故は、防げたし、その原因は対策怠った国や東電、そして、アメリカの製造メーカーにもあることを示した。2016/02/15

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