内容説明
日本人の健康寿命は確実に延びておリ、もはや６５歳を過ぎたら高齢者という時代ではないのである。７０代前半までは「まだ中年」と言えそうなデータもある。本書はそんな新しいシニア像に注目する。「つながり」「認め合う」から「自己実現」へ、心理学者マズローの図式を借りながら、人生第２ステージの輝きが増していく姿を描く。
目次
対談―プラチナ社会への挑戦はシニアが主役になる（秋山弘子（東京大学高齢社会総合研究機構特任教授）×小宮山宏（三菱総合研究所理事長））
総論―社会の担い手となるシニア
セカンドライフ―これからのシニアが望む３つの欲求
つながり―つながりから新たなビジネスを創出する
認め合う―働き遊び学び認められ力を発揮する
自己実現―ありたい自分を究めることが社会を支える存在に
女性―自分らしく生きる都会単身シニア女性
技術―プラチナ社会を支える３つの技術
住まい―シニアが生き生きと暮らすコミュニティへ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たけちゃん
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参考になりました。2014/10/26
Akitoshi Maekawa
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高齢化社会＝日本の問題、と思考を止めるのではなく、日本だからこそ経済が成熟した状態で課題にチャレンジできる、という前提で議論が組み立てられている。75歳から自立度が下がると言う科学的な根拠からも、人生プランは今までより長く、サービスにサポート期間も長くなりそう。 高齢者という人はいなくて多様性がある、サービス立案のアタリマエはここにある。2013/12/30
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