内容説明
宇宙最初の星はどんな姿をしていた?ビッグバンの決定的な証拠は何?ハッブルが発見した仰天の事実とは?答えは本書に!
目次
天文学の黎明期
微小な世界
宇宙の起源
星の誕生
知られざる惑星
個性的な星
星の最期
銀河の不思議
広がる視界
宇宙の正体
著者等紹介
スパロウ,ジャイルズ[スパロウ,ジャイルズ] [Sparrow,Giles]
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで天文学を、インペリアル・カレッジ・ロンドンでサイエンス・コミュニケーションを学ぶ。作家やコンサルタント、寄稿者などさまざまな立場で、数多くのポピュラー・サイエンス関連書籍にかかわる
渡部潤一[ワタナベジュンイチ]
自然科学研究機構国立天文台副台長、総合研究大学院大学教授。専門は太陽系天文学・惑星科学。研究の傍ら、講演、執筆、メディア出演などの広報活動にも尽力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙
20
アマチュア天文家が分散コンピューティングを利用したプロジェクトに参加する事も可能なこの時代。カニ星雲の中性子星。粒子のビームの合成画像が美しい。いっかくじゅう座の赤い星の光に惹きつけられる。アインシュタインリングって何?107億光年の光。宇宙の膨張は加速している。ダークエネルギー。宇宙の終わりはあるのだろうか?シャボンの泡のように消えるの?また弾けて生まれるの?銀河系の写真を眺めながら想いを馳せるそんな夜。上巻は宇宙理論、下巻の太陽系惑星へ続く。2015/12/04
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙
7
148ページ、銀河の分類。エドウィン・ハッブルが銀河の分類の体系を考案した。ハッブル宇宙望遠鏡の画像、M74渦巻き銀河の星々の細部までの煌めき。銀河の進化の中での渦巻きの形の変容。ケンタウルス座には様々な種類の銀河が含まれているのを観測出来る。第一号に発見した渦巻き銀河は、1840年アイルランドの天文学者ウィリアム・パーソンズ。巨大望遠鏡リヴァイアサンにての発見。この銀河のセファイド変光星の発見が、後のハッブルが他の銀河との距離を測るきっかけとなった。銀河のところ大好き。こんな美しい姿を見せてくれて感謝。2021/09/25
SINKEN
6
【総評】----- 【感想】宇宙は謎だらけ。これから先、技術が格段に進歩したらもっと多くの謎が解明されることでしょう。生きている間にどれだけの謎が解き明かされ、そしてまた新たな謎が現れるのか。この本に新たな発見が追加されるのを楽しみにしたい。2017/08/18
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙
4
148ページ、銀河の分類。エドウィン・ハッブルが銀河の分類の体系を考案した。ハッブル宇宙望遠鏡の画像、M74渦巻き銀河の星々の細部までの煌めき。銀河の進化の中での渦巻きの形の変容。ケンタウルス座には様々な種類の銀河が含まれているのを観測出来る。第一号に発見した渦巻き銀河は、1840年アイルランドの天文学者ウィリアム・パーソンズ。巨大望遠鏡リヴァイアサンにての発見。この銀河のセファイド変光星の発見が、後のハッブルが他の銀河との距離を測るきっかけとなった。銀河のところ大好き。こんな美しい姿を見せてくれて感謝。2021/09/25
黒豆
4
各テーマの冒頭に、テーマ,最初の発見,画期的な発見,何が重要か、の記載ありポイントがわかりやすい、写真も多彩、それぞれ大きなテーマなので説明はポイントのみ、やはり最後に記載されたダークマターとダークエネルギーが気になり興味深い。2015/09/12