目次
第1章 ふくしま復興グランドデザイン再考(原発被災地復興の道筋;もうひとつのふくしま復興―生活再建に向けて ほか)
第2章 原発問題をとらえる制度的視角(予算制約と被災地復興政策―除染集約型予算配分の特殊性;原子力賠償制度を超える人間復興・地域再生 ほか)
第3章 被災者の生活再建と被災地のコミュニティ再生(大規模災害からの復興と暮らし・コミュニティの再構築―生活世界からみた空間・時間と政策との接合;東日本大震災の経験と生活史―家族誌を書くことの意味とふるさとへの思い ほか)
第4章 被災地の産業再生と雇用創出(事故原発廃炉の拠点となった自治体を守る特例政策―チェルノブイリ原発廃炉とウクライナ・スラブチチ市;原発避難指示区域と地域経済―福島県市町村民所得経済計算から ほか)
第5章 震災アーカイブスと防災・減災まちづくり(震災関連資料の保存―収集の実際とその後;災害資料の収集とその活用 ほか)
著者等紹介
山川充夫[ヤマカワミツオ]
東京大学大学院理学系研究科地理学専門課程博士課程退学、東京都立大学助手、福島大学経済学部教授、同理事・副学長、同うつくしまふくしま未来支援センター(FURE)長、帝京大学経済学部教授を経て、福島大学名誉/客員教授、博士(学術・東京大学)、日本学術会議連携会員、日本地域経済学会長。専門:経済地理学・地域経済学・震災復興学
初澤敏生[ハツザワトシオ]
立正大学大学院文学研究科博士課程中退、現在、福島大学人間発達文化学類教授。博士(地理学)。専門:経済地理学・社会科教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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