出版社内容情報
30年以内に70%の高い確率で発生すると言われる首都直下型地震。最大震度7のとき1万人以上の死者が発生すると想定されています。どんなふうに災害と向き合えばいいのか。私たちはどうしたら生き抜くことができるのか、家族をどう守るのか、学校で子どもたちをどう避難させるのか、災害支援の現場で活躍してきた著者が実践的にアドバイスをします。
災害をキーワードにした、未来の日本を生き抜くための本です。
第?T部災害大国 日本
第1章 災害と向き合う
第2章 災害と都市
第3章 災害を減らす工夫と心得
第?U部災害から生き残るために
第4章 おぼえておこう 生き残るための知識と行動
第?V部災後社会に私たちができること
第5章 つながろう 災害ボランティア
第6章 災後社会に生きる
【著者紹介】
20代にアジア各地で個人NGOとして活躍。1970年代末のカンボジア内戦時には日本政府の人道支援派遣第一号として難民救援の現地事務所を運営。1982年、国内初の自然学校となるホールアース自然学校を設立。国内に3,700校あると言われる自然学校の第一人者。災害救援活動では、阪神・淡路大震災で神戸市東灘区、中越地震では川口町にボランティアセンターを設置し運営。東日本大震災では「RQ市民災害救援センター」を設立し、8か所のボランティア拠点の延べ45000人のボランティアの中心となり活動した。どんなときでも常に現場の第一線で活動してきた人間として絶大な信頼を受けている。NPO法人日本エコツーリズムセンター前代表理事。
内容説明
台風、土砂崩れ、噴火、地震、波津…災害大国日本で生き抜くために。災害支援の現場から生まれた、本当に役に立つ具体的なアドバイス。
目次
第1部 災害大国日本(災害と向き合う;災害と都市;災害を減らす工夫と心得)
第2部 災害から生き残るために(おぼえておこう生き残るための知識と行動)
第3部 災後社会に私たちができること(つながろう災害ボランティア;災後社会に生きる)
著者等紹介
広瀬敏通[ヒロセトシミチ]
東京生まれ。20代はアジア各地で個人NGOとして活躍。1979~80年のカンボジア内戦時にはタイ国境に日本政府の人道支援派遣第1号として難民救援の現地事務所を開いて運営した。このときのメンバーから1982年「国際緊急医療チーム(JMTDR)」が生まれ、現在の「国際緊急援助隊(JDR)」につながる。帰国後の1982年に日本初の自然学校となる「ホールアース自然学校」を富士山麓に開設、年間17万人が国内5か所の拠点校のプログラムに参加するまでに育てた。自然学校研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 福祉国家への態度形成