色―世界の染料・顔料・画材 民族と色の文化史

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  • サイズ B5判/ページ数 287p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784837301714
  • NDC分類 757.3
  • Cコード C3071

内容説明

色彩の歴史、そして顔料や染料の発見からその利用法までを述べている。パプア・ニューギニアやイヌイット、中国の儒教社会や中世ヨーロッパにおける儀式や祭儀の場で、こうした色を使用するうえでの習慣やしきたりについても紹介した。

目次







茶と黒

著者等紹介

ヴァリション,アンヌ[ヴァリション,アンヌ][Varichon,Anne]
考古学と民族学で学位を取得。学芸員として、数多くの美術館業務に携わる

河村真紀子[カワムラマキコ]
大阪外国語大学フランス語科卒。仏語翻訳家

木村高子[キムラタカコ]
ストラスブール大学歴史学部卒。現在スロヴェニア在住。英仏語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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1
白、黄、赤、紫、青、緑、茶、黒の8色の染色方法とその原料を説明しています。各色その時代と国々の文化への影響も書かれており、歴史的側面からも新しい発見が期待できるでしょう。色は宗教に強い意味があり、それぞれ民族の統率に一役かっていること。また、庶民や貴族の衣服などに色の指定や規制がかかるなどして政治的な働きがあるなど、好きな色を自分の気分で選ぶことができる現在は本当に豊かになったなと思います。自分が何気なく来ている服やモノの色彩、新しく何か買い揃える時はそういった文化や歴史を思い出すと楽しみが増えそうです。2015/07/13

あきら

1
エピソードいっぱいでネタによい2015/04/11

おさしみ

1
当たり前のように来ている衣服の色も、歴史をたどっていけば染料を手に入れるのに苦労していたり、いろんなもので代用していたり、びっくりするようなものが素材に使われていたりと、退屈しない一冊。個人的には青と緑の項目が面白かった。2011/12/28

しえろ

1
西洋人の著作ということで突っ込み所もまぁあるけど(イスラーム世界での青の扱いとか)、世界各地の色、特に染料・顔料について紹介されていて面白かった。忘れがちだけど、色を出すって大変な事だったんだよねぇ2011/01/27

MR直毛

0
なんか他人事すぎて途中で飽きてしまった。文化の違いによって色の見え方が全く違うこと、また場合によっては同じように感じる色があるということは大切かなと思った。 色も形もなんにしても、見え方感じ方は文化によって相違もあれば類似するところもある。2015/08/16

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