アジア経済発展のアキレス腱―資源枯渇と環境破壊

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784830946264
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C3033

出版社内容情報

世界の成長センター・アジアはエネルギー供給確保難と環境破壊の壁に突き当たって苦悩している。このハードルを越す新たな針路設計図づくりが緊急課題だ。本著作の執筆者はいずれも内外で活躍中の、国際的な評価も高い、一流の現役学者、エコノミストらである。この書物の上梓は正にタイムリーである。

内容説明

マクロとミクロの分析視点、エネルギー資源供給から資源確保のメカニズムや省エネ枠組みの構想、経済発展に伴う環境破壊や地球温暖化から環境保全による持続的経済発展方策の提起、アジア太平洋地域ひいては地球社会の目指す理想図や方向性等を綿密に探究し、大胆に提示する。広く学者研究者、政策担当者、学生、一般社会人の必読図書。

目次

第1部 アジアの持続的成長と不均衡発展(アジアの新時代の課題と展望―資源確保と環境保全を目指して;アジアのエネルギー需給の現状と展望 ほか)
第2部 中国とインドのエネルギー問題とアジアのバイオ燃料(中国のエネルギー「危機」と省エネ発展戦略の展開;インドの経済発展とエネルギー外交 ほか)
第3部 地球環境問題と日中米の選択肢及び制約(日中環境エネルギー協力の課題;気候変動問題国際交渉:中国および日本の対応と具体的枠組み案 ほか)
第4部 アジアのエネルギー環境協力の課題と展望(大変革期の中のアジアのエネルギー協力)

著者等紹介

林華生[リムホアシン]
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授(早稲田大学中華経済研究所所長兼任)。一橋大学経済学部・経済修士課程修了。ロンドン大学博士号取得。シンガポール国立東南アジア研究所、シンガポール国立大学、中京大学などを経て早稲田大学教授。南開大学、同済大学、上海交通大学、北京師範大学、北京大学、中山大学、復旦大学、ヘルシンキ大学などの顧問・客員教授を兼務

浜勝彦[ハマカツヒコ]
創価大学文学部教授。東京大学大学院(農業経済学)修士。アジア経済研究所で香港とシンガポールに海外派遣員。外務省出向(在北京日本国大使館経済部特別研究員)などを経て、動向分析部長。1991年創価大学文学部教授。(有)アジア・マクロシステム研究所取締役・所長(兼務)。中国研究所理事として「21世紀シルクロード研究会」を主宰。日本現代中国学会員、日本アジア政経学会員

澁谷祐[シブタニユウ]
早稲田大学大学院アジア太平洋研究センター特別研究員。慶応義塾大学商学部卒(国際経営)。石油連盟、外務省(在クエイト日本大使館書記官)、ジェトロ・ロンドンセンター石油資源部長、アジア太平洋・エネルギーフォーラム設立幹事研究主幹を経て、(有)エナジー・ジオポリティクス代表。英国ミドルイーストコンサルタント・インターナショナル(MEC)シニア・コンサルタント(兼務)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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