知られざるシベリア抑留の悲劇―占守島の戦士たちはどこへ連れていかれたのか

個数:

知られざるシベリア抑留の悲劇―占守島の戦士たちはどこへ連れていかれたのか

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年05月18日 13時09分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784829507476
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0021

出版社内容情報

飢餓、重労働、酷寒の三重苦を生き延びた日本兵の体験記、ソ連側の写真文集などを駆使して、「地獄の収容所」の実態を明らかにする。この暴虐を国家犯罪と言わずに何と言おうか!

飢餓、重労働、酷寒の三重苦を生き延びた日本兵の体験記、ソ連側の写真文集などを駆使して、「地獄の収容所」の実態を明らかにする。



日本降伏直後の昭和20年8月17日、ソ連軍が突如、北千島の占守島に侵攻してきた。占守島の戦いの最前線にいたのは、旭川第七師団編制の村上大隊と竹下大隊を主体とした4000名。停戦後、武装解除された日本兵は、「日本帰国」とだまされて、最北のシベリアへ送られた。

マガダン・コルィマ収容所で死亡した捕虜154名の詳細データも収録。

序 章 囚人通訳シャーポシニコフと日本

第一章  昭和20年8月17日深夜、ソ連軍、占守島に侵攻

最後の地上戦、占守島の戦い/報復か、最強の日本兵4000人を最北のマガダンへ強制連行/シベリア抑留とは何だったのか

第二章 マガダン、コルィマは「地獄の収容所」

弾圧犠牲者の慰霊碑《深き悲しみのマスク(マスカ・スコルビ)》/ソ連収容所群島のなかのマガダン、コルィマ/極北建設総局(ダーリストロイ)と北東収容所(セヴヴォストラーグ)

第三章 最北の捕虜収容所、マガダン第八五五収容地区

第一収容所/第二?第四収容所/懲罰ラーゲリ

第四章 北千島の民間人の抑留と日魯漁業の悲劇

郡司大尉の報效義会と北の防人、別所佐吉・二郎藏/北千島における民間人の抑留生活/囚人収容所に送られた日魯漁業幹部

第五章 コルィマの地獄の収容所群

ハトィナフ収容所(金鉱山)/エリゲン収容所(女囚、農業ソフホーズ)/セルパンチンカ監獄(銃殺監獄)/マリジャク収容所(仮借なき金鉱山)/ジェルガラ収容所(スターリンのダッハウ)/ブトゥグイチャグ収容所(錫、ウラン鉱山)

第六章 コルィマを生き延びた日本人受刑者

捕虜と囚人では何が違うのか/31柱の日本人遺骨の謎/マガダン組/大陸組

終 章 帰国と死亡者数

死亡者数は何人か/全員帰国

参考文献

マガダン・コルィマにおける死亡者名簿

長勢 了治[ナガセ リョウジ]
著・文・その他

内容説明

日本降伏直後の昭和20年8月17日、ソ連軍が突如、北千島の占守島に侵攻してきた。占守島の戦いの最前線にいたのは、旭川第七師団編制の村上大隊と竹下大隊を主体とした4000名。停戦後、武装解除された日本兵は、「日本帰国」とだまされて、最北のシベリアへ送られた。マガダン・コルィマ収容所で死亡した捕虜154名の詳細データも収録。飢餓、重労働、酷寒の三重苦を生き延びた日本兵の体験記、ソ連側の写真文集などを駆使して、ロシア極北マガダンの「地獄の収容所」の実態を明らかにする。

目次

序章 囚人通訳シャーポシニコフと日本
第1章 昭和二〇年八月一七日深夜、ソ連軍、占守島に侵攻
第2章 マガダン、コルィマは「地獄の収容所」
第3章 最北の捕虜収容所、マガダン第八五五収容地区
第4章 北千島の民間人の抑留と日魯漁業の悲劇
第5章 コルィマの地獄の収容所群
第6章 コルィマを生き延びた日本人受刑者
終章 帰国と死亡者数

著者等紹介

長勢了治[ナガセリョウジ]
1949年北海道美瑛町生まれ。北海道大学法学部卒業後、三菱ガス化学入社。退職後、ロシア極東大学函館校でロシア語を学ぶ。以後、シベリア抑留問題を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

3
日本を救った占守島の英雄のその後について。とにかく怒りが沸き上がって抑えられない。2019/01/08

古本虫がさまよう

2
韓国人は「徴用工」の犠牲云々というが、本当の強制労働は、本書で描かれているような、シベリア拉致抑留された日本人が体験した「強制労働」だろう。とはいえ、もし、この人たちが日本の裁判所に補償を求めて、ロシア政府から賠償を求めるのを認めるような判決を日本の裁判所がしたら、それはそれで問題ではあろうが……。それにしても、天皇はなぜ、シベリア抑留の被害者への追悼のためにロシアに足を運ぶことができないのだろうと思った。退位の前に、ハバロフスクへの墓参を実現するように日本政府はロシアに働きかけるべきではないのか。2018/12/02

佐倉 海人

0
樺太よりも更に北。およそ人が住めるとは思えない地域に連行されて抑留された将兵。マイナス2桁の気温の時期が長く防寒さえ満足にできない場所でよくぞ生きられたと感嘆します。 持ち前の腕を活かしたりロシア人に助けられて生き延びられた人もいたというのが僅かながら救いな気がします。先輩のロシア人に「それじゃ死んじまうぞ」と要領を教わったとか、班長の気遣いで助かったとか。2023/01/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13236170
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品