禁裏本と古典学

禁裏本と古典学

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  • サイズ A5判/ページ数 631,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784827301113
  • NDC分類 210.02
  • Cコード C3091

内容説明

人間文化研究機構連携研究「文化資源の高度活用」の一つのブランチとして設定された「中世近世の禁裏の蔵書と古典学の研究―高松宮家伝来禁裏本を中心として」の研究成果報告書。

目次

第1部 禁裏・宮家文庫の形成(万治四年禁裏焼失本復元の可能性―書陵部御所本私家集に基づく;東山御文庫本『御本御目録』と高松宮家伝来禁裏本 ほか)
第2部 記録と文書の伝来(洞院家旧蔵の部類記と洞院公定―高松宮家伝来禁裏本『脱〓(し)部類記』を中心に
甘露寺親長の儀式伝奏と別記『伝奏記』の作成―室町後期における公家官制史の一考察 ほか)
第3部 歌書と注釈の製作(禁裏における名所歌集編纂とその意義―後陽成天皇撰『方輿勝覧集』を中心に;近世御会和歌資料と自筆懐紙―付、御会和歌年表(寛永~承応期) ほか)
第4部 蔵書目録の解題と翻刻(『歌書目録』(宮内庁書陵部蔵桂宮本)
『記録目録』(国立歴史民俗博物館所蔵高松宮家伝来禁裏本) ほか)

著者等紹介

吉岡眞之[ヨシオカマサユキ]
1944年生まれ。国立歴史民俗博物館教授

小川剛生[オガワタケオ]
1971年生まれ。国文学研究資料館文学資源研究系准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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