出版社内容情報
本書は、2009年に発行された「理論と実践で自己決定力を伸ばすキャリアデザイン講座」の第3版です。大学の3~4年次の学生に向けて、「なぜ働くのか」「どう生きるのか」を考えさせる授業(1章90分×15章構成)で採用できるテキストとして作られています。キャリアデザインの基礎から応用まで、段階的に理解を深められるように、キャリアデザインの基礎理解、人生設計、自己理解、仕事理解、職場理解、ケース研究などを学習していきます。
15章構成で、90分の授業で使えるように次のような工夫が加えられています。
・各章の冒頭で、「なぜ学習するのか」という問いかけと学習内容の概観をする。
・各章で学習するテーマを明示し、講義の目的と目標把握を明確にする。
・図表を多用した視覚的な誌面で理解度を深める。
・全章に振り返りシートを用意して、学習効果を高め、理解度を把握する。
第3版では、2章と8章でデータを見直して最近の状況に合わせた加筆・修正をしました。9 章と14章は新たな著者が全面的に書き換えました。12章では新しいケーススタディを盛り込み、クランボルツの「計画された偶然性理論」を追加しました。13章では群馬県のCANWORK事業を紹介していたのですが、この事業は終わっているので、新たに3人の事例を紹介しました。
内容説明
自分らしい生活設計のために、必要なのはキャリアに対する理解と考え方。なぜ働くのか、どう生きるのか。必要に応じてデザインをし直し、決定したら意欲的に行動する。
目次
現代社会とキャリアデザイン―キャリアデザインの基礎理解
キャリアデザインと人生設計(1)―現代人のライフサイクルと職業
キャリアデザインと人生設計(2)―現代人の生涯収支と職業
キャリアデザインと人生設計(3)―キャリアの広がりと生涯発達
キャリアデザインのための自己理解(1)―働く意味と自分の職業観
キャリアデザインのための自己理解(2)―相互インタビューによる自己分析
キャリアデザインと仕事理解(1)―学生生活で得るキャリア意識の明確化
キャリアデザインと仕事理解(2)―経済・雇用環境に応じた働き方の理解
キャリアデザインと職場理解(1)―インターンシップを活用したキャリア考察
キャリアデザインと職場理解(2)―キャリア形成と求められる基礎能力〔ほか〕
著者等紹介
大宮登[オオミヤノボル]
高崎経済大学名誉教授。日本ビジネス実務学会名誉顧問、地域活性学会名誉顧問。日本地域政策学会名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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