内容説明
イングランド東部の港湾都市キングス・リンの社会経済構造、制度とアソシエーション、消費と社会秩序に焦点をあて長い18世紀の都市化の多様なあり方を実証的に解明する。
目次
第1部 都市を構成する―経済・社会の基本構造(キングス・リン―持続と変化;フリーメン、納税者、エリート―都市の担い手)
第2部 都市を治める―新しい自治体制の3つの柱(伝統的統治機構と都市自治体;法定委員会―舗装委員会の事例;公的領域とアソシエーション)
第3部 都市を消費する―ポライトな社交関係の構築(消費文化とその空間;社交と催し;教養・知識・情報とアソシエーション)
著者等紹介
小西恵美[コニシエミ]
2000年、慶應義塾大学商学研究科後期博士課程修了・博士(商学)。現在、専修大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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