内容説明
欧州統合への対応がスウェーデンの国内政治に与えた影響によって、対外政策の変容が促されるとともに、統合組織への参加が新たな国内政治の変化を生じさせていることを分析。
目次
第1章 対ヨーロッパ政策・国内政治と分析枠組み
第2章 ヨーロッパ統合への消極的姿勢と国内政治―1960年代の中立・非同盟政策との両立問題
第3章 EC非加盟の決定と政治制度の変容―1970年代初頭のEC加盟問題
第4章 ECへの姿勢の転換と国内政党政治―1980年代の国際環境と国民世論の変化
第5章 EC加盟申請・EU加盟と国内政党政治―1990‐94年の対EU政策と国民投票
第6章 EU加盟後の国内政治とEU懐疑傾向―1995‐2010年のEU政策をめぐる国内政治
第7章 ヨーロッパ統合と国内政治の変容
著者等紹介
五月女律子[サオトメリツコ]
北九州市立大学法学部准教授。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程単位取得満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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