内容説明
人間らしく働き、人とつながって暮らす!それは「夢物語」ではない。人間中心の社会に変える「武器」としての思想と実践例をとおして、国のかたちを変える道しるべを提示する。
目次
レイドローと協同組合コミュニティ論
第1部 協同組合コミュニティという思想(レイドローの協同組合コミュニティ論とは何か;協同組合コミュニティの思想的背景;協同組合・コミュニティ・国家―世代論的考察)
第2部 協同組合コミュニティへの胎動(バスク協同組合法の意義;イタリアの社会的協同組合の挑戦;廃棄物処理・コミュニティ農業・田園都市;協同組合コミュニティ論から見た日本の生協と農協)
第3部 ワーカーズ・コープ発展のために(日本の社会運動としてのワーカーズ・コープ;ワーカーズ・コープにおける人的資本の意義と会計システム)
付録 一九九三年六月二四日バスク協同組合法(抄)
著者等紹介
石見尚[イワミタカシ]
1925年生まれ。東京大学農学部卒業。全国指導農協連、国会図書館調査局国土交通課長、(財)農村開発企画委員会主任研究員・常務理事を経て、現在、日本ルネッサンス研究所代表。元東工大講師(非常勤)。農学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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