内容説明
横浜みなとみらいは高島嘉右衛門に始まる。獄中生活から異人館建築、鉄道敷設、ガス灯事業に洋学教育…。“易聖”の名に封印された波乱の生涯を、伊藤博文、大隈重信、渋沢栄一らとのつながりを軸に生きいきと描き出す。
目次
序章 奇妙なり嘉右衛門
第1章 材木普請御用遠州屋の悲哀
第2章 陶器輸出商肥前屋の失態
第3章 高島嘉右衛門の誕生
第4章 政商嘉右衛門の野望と挑戦
第5章 開化仕掛け人と実業の夜明け
終章 虚業と実業のはざまを生きて
著者等紹介
松田裕之[マツダヒロユキ]
1958年3月大阪府豊中市生まれ。関西大学大学院商学研究科博士課程後期課程修了(博士「商学」関西大学)。松商学園短期大学(現松本大学松商短期大学部)、産能短大通信教育課程、放送大学諏訪学習センター、関西学院大学、甲子園大学で、経営関連ならびに情報通信関連の講義を担当。現在、神戸学院大学経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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