内容説明
誰が公共を担うのか。「新しい公共」が謳われはじめたなか政治、経済、NPO、法、メディア、文化政策、教育、科学技術、環境、国際問題など公共的問題を論考するための入門書。
目次
日本政治の公共学
経済をめぐる公共学―意識変革と公共的価値
NGO・NPOをめぐる公共学
法をめぐる公共性
マスメディアをめぐる公共学
ネットメディアをめぐる公共学
文化政策における公共的諸問題―領域の拡大と未解決の課題
教育の公共性―議論の地殻変動と抗争の多元化
宗教における公共的諸問題―友愛と市民的モラル
科学技術のガバナンス―その公共的討議の歴史と「専門性の民主化/民主制の専門化」
環境をめぐる公共性―持続可能性と分配の諸相
グローバル公共性の構造転換
グローバルな正義と女性―“公共的なるもの”への包摂
著者等紹介
山脇直司[ヤマワキナオシ]
東京大学大学院総合文化研究科教授。1949年生まれ
押村高[オシムラタカシ]
青山学院大学国際政治経済学部教授。1956年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了(政治学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。