信とは何か―現代における“いのち”の泉 2013年上智大学神学部夏期神学講習会講演集

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  • サイズ B6判/ページ数 336,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784818408869
  • NDC分類 190.4
  • Cコード C3016

内容説明

闇深きなかで、わたしたちにいのちの光を与えるものとは…。彼方から、わたしたちに“生きよ”と呼びかける声とは…。キリスト教神学、哲学・思想、諸宗教が奏でる“信”の調べに招く一冊。

目次

第1部 ニヒリズムの時代の信といのち(ニヒリズムの時代と信;現代宗教哲学における「信」と「いのち」;シモーヌ・ヴェイユと“信”)
第2部 キリスト教神学からの信の拓け(落ち着いて、主の救いを見なさい(出エジプト記14・13)―旧約聖書の信の諸相
新約聖書における“fides qua”―新約聖書における信仰行為のキリスト中心性
Lex Orandi,Lex Credendi―正しい祈りが、正しい信仰を育てる)
第3部 諸宗教における信(イスラームにおける信仰と儀礼と共同体;ヒンドゥー教における信仰観;ブッダと親鸞にみる信)
第4部 根源悪とニヒルの彼方(信仰の光と闇―十字架の聖ヨハネに学ぶ信仰;現代における普遍的「カトリック」な信仰;地下水の思想―押田成人における「信」)
第5部 シンポジウム「信の泉から共に汲む」