内容説明
辞書+事典の面白さ!江戸時代が詳しくわかる一冊。写真、浮世絵、イラストを約800点掲載。用語収録数2200語。
著者等紹介
河合敦[カワイアツシ]
歴史研究家。1965年生まれ、東京都出身。青山学院大学文学部史学科卒。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学(日本史専攻)。第17回郷土史研究賞優秀賞受賞、第6回NTTトーク大賞優秀賞を受賞。早稲田大学教育学部と文教大学付属高校で教鞭をとるかたわら、執筆や講演活動、テレビ・ラジオ出演など幅広いメディアで活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Gummo
21
写真・浮世絵・イラストを約800点掲載。収録語数は約2200語。コラムも充実していて楽しい(江戸時代の看板はなかなかにユニーク)。調べるというよりも読む辞典。武士が内職で、虫を繁殖させたり朝顔を育てたりしていたというのは面白い。時代小説のお供にどうぞ。2014/03/25
田中峰和
2
50音順の辞典部分にもイラストが多く理解を助けてくれるが、現代用語そのままのものまで入っていて、何もここまでとも思う。時代小説のおともにピッタリだが、図書館本なのでそういうわけにもいかない。蘊蓄や話題作りに役立つのは江戸コラム。太刀と刀の違いはあまり意識していなかったがこのコラムで納得。太刀は儀式用で大きく反っているもの。腰に吊るすときは刃が下向きになる。通常、刀と呼んでいたものは打刀が正式名称で、刃を上向きに差す。内職は浪人だけでなく、旗本や藩士も携わっていた。支配階級の武士は暇だから内職で時間を潰す。2018/04/07
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