目次
アフリカの自然は誰のものか―参加型自然保護活動の現状と将来像
第1部 自然保護の歴史と現状(殺さない倫理と殺して守る論理―アフリカのスポーツハンティングを考える;森の先住民、マルミミゾウ、そして経済発展と生物多様性保全の是非の現状;神聖な森と動物の将来―在来知と科学知の対話にむけて)
第2部 住民参加型自然保護を問い直す(豊かなゆえに奪われる野生動物―タンザニアにおける住民参加型自然保護;アフリカ熱帯雨林における文化多様性と参加型保全―ふたつの自然保護区における地域社会の比較から;コミュニティ主体型共同管理という言説)
第3部 自然保護の新たな潮流と将来像(新自由主義的保全アプローチと住民参加―エチオピアの野生動物保護区と地域住民間の対立回避の技法;マサイ・オリンピックの先には何がある?―ケニア南部における「コミュニティ主体の保全」の半世紀)
自然保護活動の実践におけるアフリカ潜在力の在処とその行方
著者等紹介
山越言[ヤマコシゲン]
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・准教授。京都大学大学院理学研究科博士課程修了、京都大学博士(理学)
目黒紀夫[メグロトシオ]
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・研究機関研究員。東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程単位取得退学、博士(農学)
佐藤哲[サトウテツ]
総合地球環境学研究所・教授。上智大学大学院理工学研究科博士課程修了、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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