流転のロゴス―ヘラクレイトスとギリシア医学

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  • サイズ A5判/ページ数 330p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812210031
  • NDC分類 131.1
  • Cコード C3010

内容説明

「万物流転」を説いたヘラクレイトスの動的な世界観と生命観を解明し、それがヒッポクラテス以来のギリシア医学と哲学思想の諸相に継承発展されていった道筋を明らかにすることによって、ギリシア哲学史の新局面を提示する。

目次

第1部 ヘラクレイトス哲学における生命と身体(コスモロジーにおける「対立の一致」:流転説とロゴスの調和;プシューケー概念の生理学的解釈をめぐって:断片36;プシューケーの心理過程:断片85)
第2部 ヘラクレイトス哲学のギリシア医学理論への展開(初期ギリシア医学理論とヘラクレイトス哲学;「ヒッポクラテス集成」におけるヘラクレイトス受容;「対立の一致」とエロース:プラトン『餐宴』におけるエリュクシマコス演説との関連から ほか)
第3部 ギリシア医学における「病い」の知(古代ギリシアにおけるメランコリアの病い:ヒッポクラテス派からペリパトス派への医学史的展開;安楽死問題とヒッポクラテスの『誓い』)

著者等紹介

木原志乃[キハラシノ]
1969年大阪生まれ。2003年京都大学大学院文学研究科博士課程修了、京都大学博士(文学)。2005年國學院大學文学部講師。2007年國學院大學文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はらぺこ侍

0
ヘラクレイトスについての、とても説得力ある一冊。

rinv0925

0
哲学特殊講義 前期 レポート課題2017/07/24

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